the AINU
「アイヌ」という言葉は
アイヌ語で「人間」を意味します。
アイヌは、日本列島北部に先住してきた独自の言語と文化をもつ民族であり、元来は狩猟採集民族です。
文字を持たず、物々交換による交易を行い、独自の文化を有しています。
現代でも「アイヌ」という言葉が、民族呼称として広く日本で使われるようになるのは、
民族間の接触が増えてからのことだと考えられます。
独特の紋様を多用する文化を持ち、織物や服装にも独特の文様を取り入れています。
自然界すべての物に魂が宿るとされている「精神文化」。
アイヌ語で「神」のことを「カムイ」と言います。
アイヌの人々は、自分たちに生きる糧や恵みをもたらし、
時に恐ろしい災いをもたらす大自然を神として万物への祈りを捧げ、祭礼を行ってきました。
また、文字を持たないため、神話や伝説などを口伝えで受け継いできました。
代表的なアイヌの口承文芸として「ユカラ」が知られています。
しかし、次第に独自の生活様式や文化は侵害されるようになり、
特に明治以降は、狩猟を禁止され、土地を奪われ、
教育の場などでアイヌ語の使用が禁じられ、
日本語を使うことを強制されるなどの同化政策が進められました。
アイヌの人々は、生活の基盤や独自の文化を失い、いわれのない差別の中で貧困にあえいできました。
アイヌの人々に対する誤った認識などから、
現代も差別や偏見は残されています。
私達が知っているよりも、
もっと複雑で多くの事を今もなお抱えています。
聡明な祖先達が残した聡明で美しい文化を根絶やさない為に、
アイヌ文化を身につけて生きていきたいと想うようになりました。
是非、あなたも当ブランドを身につけてアイヌを纏いませんか?